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十五代 辻常陸

15th. HITACHI TSUJI

禁裏御用窯元/宮内庁御用達

有田焼誕生から四百年。
江戸時代、三代目頃より日本最初の磁器御用窯となった辻家。
高い技術と品格、そして透明感のある美しい藍の染付は陶磁器の歴史にその名が刻みこまれています。
江戸、明治、大正、昭和、そして平成へ。めくるめく時代の流れと共に技と美の世界は十五代辻常陸へと受け継がれています。

辻家時代書

御茵

九代喜平次、弘化元(1844)年に仁孝天皇より『おしとね』を拝領している。

辻土

磁器発祥の地、有田泉山。御用品のためだけに使用された土は辻土と呼ばれています。

PROFILE

1939   /   14代辻常陸の長男として生まれる
1958   /   佐賀県立窯業試験場にて第一期研修生として研修
      襲名までの間、様々な展覧会に出品、受賞歴有り

 

十四代に師事し共に宮中の美術工芸品の制作に関わる宮殿・御所の春飾り盆器制作/菊花御紋章入肩皿制作/菊花御紋章入金盃制作

2008 / 十五代辻常陸を襲名
      全国で襲名記念展を開催

辻家秘伝 極真焼

1811年、九代 辻常陸(喜平次)により発明された辻家独自の焼成製法です。
製品と同質の磁土で匣鉢(さや)を作り、蓋との接触部分と内部全面に釉薬を十分に施して焼成することで匣鉢内を真空状態とします。
その結果、内外のガスの浸透・拡散を完全に遮断することで気品あふれる肌の光沢と深い呉須の発色の製品が得られます。
しかしながら焼成後、鉄槌で匣鉢を粉砕して製品を取り出すという多くの手間の割には一回限りの製法でもあります。

瑞雲鳳凰 大花瓶

窓絵瑞獣文広口大花瓶

富貴龍鳳図 蓋付壺