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黒木 国昭

KUNIAKI KUROKI

ガラス工芸作家/国の卓越技能者

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光琳

江戸時代の「琳派」の世界を広くとらえ、西洋の素材であるガラスに日本の伝統美である蒔絵を表現。
金、プラチナ箔を散らしたガラスにミルフィオリを象嵌した「光琳」は黒木国昭の代名詞ともいわれています。

黒木国昭氏は、西洋の素材であるガラスの中に日本人としての感性と美意識を融合させ、唯一無二の作品を次々と作り出しています。
代表的な「光琳」は、いく層ものガラスの間に、金やプラチナ箔を散らした華麗で華やかな作品です。これらの作品は、伝統の日本美に色褪せることないガラスの透明な輝きを与えることで、古今東西の人々を魅了してきた、儚くも妖しく、そして美しいガラスの素材が新たな創造物となり、私たちの目を楽しませます。

昔からある環境や風景
汚染されてしまう前に
その美をガラスの中に残したい

そんな強い信念から、工房のある宮崎県綾町が日本一の照葉樹林を誇る木の故郷であることに着目し、木の芽吹き、古代から時の流れなど表現した「綾切子」を開発しました。
2008年 ガラスの聖地ヴェネチアにあるカ・ペーザロ国際現代美術館
で日本人として初めて大規模な展覧会を開催するなど、黒木氏の作るガラス工芸は今や世界と日本との文化の架け橋になっています。

黒木先生製作写真.jpg

PROFILE

1945 /   宮崎県に生まれる
1987 /   グラスアート宮崎綾工房創設
1991 /   国の卓越技能者「現代の名工」受賞
1994 /   国際芸術文化賞受賞
1995 /   フランス・パリ平和芸術祭大賞受賞
1996 /   イタリア・ローマ国際美術博覧会ローマ大賞受賞
1998 /   ギリシャ・アテネエキスポ98グランプリ政府大賞受賞
      ロシア・日露現代芸術祭(トレチャコフ美術館)モスクワ市長賞受賞
2006 /   黄綬褒章受章
2006〜09 /   NHKグループ主催「琳派と広重 東海道五拾三次の展開」展開催
          国内:宮崎県立美術館・東京高島屋・大阪阪急百貨店・名古屋松坂屋・

        福岡岩田屋・新潟大和
        海外:イタリア カ・ペーザロ国際現代美術館(ヴェネチア)
2013 /   台湾国立歴史博物館にて「日本台湾国際芸術文化交流展」開催
2013〜16   /   ガラス創作50年展/古希記念展 国内主要都市にて開催
2016 /   ドバイ(UAE)にて「日本ガラス芸術文化交流展」開催

2018 / 日本美の表現 黒木国昭ガラスアート香港展 在香港日本国総領事館認定

      展覧会 裕華國產百貨有限公司にて開催

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綾切子 三層二色 大皿

新世紀ロマン 花器 金・プラチナ彩

~天平の舞~「鳳凰」

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