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Tsukimitiru Art Project 夏の彩り 切子モダニズム展・7/14(日)-20(土) ・福岡市月みちるBAR

更新日:2024年7月6日


Tsukimitiru Art Project

夏の彩り 切子モダニズム展

〜デザインが創造する新感覚切子〜

 

【日時】

7/14(日) 〜20(土) 15:00 ~ 19:00 入場無料

(7/14(日)・20(土)は13:00~19:00)


【場所】

月みちるBAR / アートスペースthukuyomi

〒810-0041

福岡県福岡市中央区大名1丁目10-5

サリナス大名壱番館 2階


デザインが創造する新感覚切子

切子モダニズム


薩摩切子、江戶切子が深化した新感覚の モダニズム・カットは、鋭いエッジと輝きに こだわった「手磨き」で仕上げます。 ガラスの美しさを追求した6 人の切子作家の 独自のデザインとカットで涼の彩りを添えます。 多彩に煌めく創作切子の世界をお楽しみください。


【出品作家】

井住哲司 たきのさゆり 辻原夕見

滝下浩子 西眞り子 西村めぐみ




多彩に煌めく美の世界

手磨きのモダニズムカット


薩摩切子の深い彫りと色のグラデーション

江戶切子の繊細なカット

鋭いエッジと輝きにこだわった「手磨き」

技に個性が加わった現代の切子の魅力

使いながら発見するガラスの宇宙


「切子」とは

ガラス工芸の装飾技法で、表面に文様を刻み込んだカットグラスの和名で す。日本では「江戸切子」、「薩摩切子」という二つの伝統的なガラス工芸が あり、江戸時代に長崎をへて伝わったカットグラスが大阪に伝わり、江戸で 庶民の文化から「江戸切子」として花開きました。その後、薩摩藩が藩の事 業として切子ガラスに取り組み「薩摩切子」が誕生しました。



薩摩切子の復元


薩摩切子 薩摩切子は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産した切子ガ ラスです。長崎から伝わった切子は初め大阪で作られ、やがて江戸 に伝わり江戸切子として花咲きました。さらにその影響を受け、厚 被せの色ガラスに切子加工された薩摩切子が誕生し、その高い技術 は世界的にも知られました。しかし、文久三年の薩英戦争で薩摩切 子は一瞬にして廃絶したのです。当時作られた薩摩切子は現在 150 あまり見つかっており、サントリー美術館などに百数点が保管され ています。


薩摩切子の大きな特徴は削られた面に現れる「ぼかし」です。 透明なガラスの上に色ガラスを被せて作る「色被せガラス」。

それは当時、全国で唯一薩摩藩だけが持っていた技術でした。 分厚い色ガラスの層を削ると色の層が下に行くほど薄くなり「ぼかし」ができるのです。そしてぼかしとともに大きく深いカットも薩摩切子の特徴です。


【作家紹介】


井住哲司 (イスミテツジ )

1997年よりサンドブラストガラスを始める 1999 年に切子とサンドブラストの混合技法の 作品を発表 、細かいグラデーションが特徴

レトロモダンな和の感覚


たきのさゆり

師 高橋太久美

2001 年より大阪で花切子を始める。被せガラスの色を残し薩摩切子の「ぼかし」を 効果的に使った和模様のデザインカットが特徴


滝下 浩子 (タキシタヒロコ)

日本工芸会会員

師 高橋太久美

2003年より大阪で切子を始める 薩摩切子のシャープで深いカットを大胆なデザインで表現 、深い色合いが特徴


辻原夕見 (ツジハラユミ)

日本工芸会会員

師 高橋太久美

1996 年より切子ガラスを始める 。緻密な連続模様のカットと色彩のグラデーション 、光と影が映し出す幻想的なデザイン切子


西 眞り子 (ニシ マリコ)

日本工芸会会員

師 高橋太久美

2003 年より切子ガラスを始める 。薩摩切子らしいグラデーションのカットと 細密な小紋の組み合わせは変化のある 繊細な美しさ。大胆なカットに映る宇宙のような煌めき。


西村めぐみ (ニシムラメグミ )

日本工芸会会員

師 高橋太久美

2003年より切子を始める。 グラフィックデザイナーの経験を生かし細密な線で 和を表現 。

切子の概念が変わる斬新で個性的な作品を生み出している。

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