
異文化をつなぐアートのチカラ
フェルナンド・コーマの世界
– 未開封の美 Coma Art & 梵字アート
スペイン発、シーリングワックスアートと梵字アートが融合!
日時 : 2025年4月17日(木)〜 20日(日)
10:00~17:00(最終日は16:00閉場)
入場無料
会場:別格本山 屏風山 鎮國寺
(福岡県宗像市吉田966)

スペイン発、未開封の美が誘う創造の旅
スペイン・カタルーニャ出身の芸術家 フェルナンド・コーマ(Fernando Coma)による、個展が 鎮国寺(福岡県宗像市) にて開催されます。コーマ氏は、独自のシーリングワックス技法を用いた「未開封の美」と、仏教と融合した「梵字アート」という2つの新しい表現を生み出し、異文化の架け橋となる作品を制作し続けています。
本展では、スペインと日本の文化をつなぐアート をテーマに、彼の代表作である シーリングワックスを用いた抽象アート、さらに 新シリーズ「梵字アート」 も展示されます。

シーリングワックス × アート
― 500年の歴史が生む「未開封の美」
フェルナンド・コーマ氏の作品には、約500年前のスペイン王国で公式文書の封印に使用されていた「シーリングワックス」 が使用されています。この手法は、手作業で1枚1枚仕上げられるため、世界にひとつしかない唯一無二のアート作品 となります。
シーリングワックスによる立体的な質感、鮮やかな色彩、そして「未開封の美」が生み出すクリエイティブな世界観が、本展の見どころのひとつです。

梵字アート
― 仏教の神聖な文字 × 独創的な色彩
本展では、フェルナンド・コーマ氏の新たな試みである「梵字アート」を特集します。
梵字は、仏の名前を一文字で表す神聖な文字であり、不動明王・観音菩薩・大日如来 など、それぞれの仏の象徴を意味しています。




これらの梵字が、コーマ氏独自の立体技法と鮮やかな色彩によって、新たな芸術として生まれ変わります。
会場「鎮国寺」とのコラボレーション
鎮国寺は、弘法大師・空海が開いた由緒ある寺院であり、四国八十八カ所の第一番札所と深い関わりを持ちます。
その歴史ある空間で、現代アートが展示されることで、伝統と革新の融合を体感できる特別な機会となります。
また、鎮国寺は四季折々の花々が美しく咲き誇る場所としても知られています。本展では、「エルイエロ島(スペイン)」と「宗像(日本)」が海でつながっている というロマンに満ちた視点も加え、異文化交流の象徴としてのアートを展開します。
■ アーティスト紹介
フェルナンド・コーマ(Fernando Coma)
スペイン・カタルーニャ出身。1996年に初来日し、2000年から2019年まで福岡県朝倉市の三箇山にて制作活動を行う。
現在はスペイン・エルイエロ島に拠点を移し、シーリングワックスと日本文化を融合させたアートを創造。
その独自の技法は、「未開封の美」 として国内外で高く評価されている。
Comentários